10枚目CD「en marchant en cherchant」
(アォン マルション アォン シェルション / 歩きながら捜しながら)
2023年7月発売 10曲入
「Markiの作る曲は難し過ぎる」と言うBixの批判を受け、
曲のメロディーをややシンプルにしつつ、でも手加減にはならないよう悩みながら作曲。
コロナ禍が始まった頃、仕事が減ってこれはマジでヤバいかもなぁと思ってた時期に、
時間的には余裕があったので、曲に対する感覚的なイメージを強く意識ながらのアレンジと録音でした。
曲数はCD7、8、9より少なめですが、収録の10曲は全て新作。
発売は演奏ツアーの再開に合わせたので、久しぶりのCDになりました。
9枚目CD「Cadre Doux, neuf」
(カードル ドゥ ヌフ / 優しく新しい枠)
2019年7月発売 14曲入
5枚目「フレスク」と6枚目「シ プラネット」の12曲を新たに録音!さらに短い即興曲を2曲追加した全14曲。
曲の方向性が拡大して行く過程を辿り、表現の難しさを再認識した録音でした。
多くの曲で即興のイントロを加えて、普段のライブの即興感を再現。
軽快な浮遊感から静かな廃頽感まで、切れ目のない旅は続きます。
8枚目CD「Un hasard bizarre des arts」
(アン ナザール ビザール デ ザール / 芸術の奇妙な偶然)
2018年7月発売 16曲入
1枚目「ミニCD no1」と2枚目「ジュテ アンク ダムール」の12曲を新たに録音!さらに短い即興曲を4曲追加した全16曲。
この春の引っ越し荷物整理が未だ終わらない中、義務感に駆られての作業でしたがエネルギーのある疾走感を注入出来ました。
夏のツアーの出発当日朝の時間切れ間際に完成。主に7~8年前に作った曲とは思えない新鮮さで、
勢い余ったミスタッチも贅肉を省いたタイトな切れ味の響きで爽快!
2018年夏ツアーからの発売です。酷暑に一服の清涼剤となるアルバム。
7枚目CD「On est rentrés!」(オネ ラントレ / 帰って来たよ)
2017年7月発売 16曲入
3枚目「アンプレッション カリン」と4枚目「プラスチックな心」の12曲を新たに録音!さらに短い即興曲を4曲追加した全16曲。
Bix&Markiが20数年前に京都でアートパフォーマンスをしていた頃を思い出させる素朴な即興曲は、鍋を叩いたり紙切れを擦り合わせる音も・・・
現在の曲想とは異なるようで、実は同じ繊細さや奔放さが根底に流れています。
新録音機材の落ち着いた感じと上達した気がする演奏力で素直にバージョンアップ。
これまでのCDより曲数が多いのに、よりアルバムとしての一体感があります!
6枚目CD「Six planètes」(シ プラネット / 六つの惑星)
2016年7月発売 6曲入
Bix&Markiが活動開始以来の音楽的経験を、異なる方向性を持つ曲へと分散させたアルバム。
「ヴィジネの雲」はBixのフランスでの思い出をジャズの巨人コルトレーンのハーモニーと交錯させたアイデア作品。
軽快なサンバ風リズムとカリンバの歪んだ金属音で海中をイメージする「灼熱の潜水」。
モンドリアンの幾何学的原色絵画が三次元の静寂として見えた「陽気な世界」。
様々な愛すべき出会いは「愛でる冒険」として多文化市場の散歩フィーリングにしました。
アンダルシアの「乾いた雨」の中、港から出る船はどこに行くのだろう。人生の想い出の断片は「最後の風景」の様に心に残る。
5枚目CD「Fresque」(フレスク / フレスコ画)
2015年3月発売 6曲入
飛び越えたい飛び越えられない社会、でも飛んでみる「茶番劇を飛び越えよ」(Sautez la sotie)、
感情の森を楽しく散策する「感情学」(Sentimentologie)、
その昔見たシスティーナ礼拝堂の絵画が走馬灯のように回り始めた「フレスク」(Fresque)。
変えたくても変えられない、逃げたくても逃げられない、完全に心地良い事も、夢に溺れる事もない。
時間は過ぎて行く。出来る範囲の一瞬、一瞬。ジャケットにあるBix作の絵は語る人。
抜け出せない感情の狭間で踊る曲たち。
4枚目CD「L'esprit plastique」
(レスプリ プラスチック / プラスチックな心)
2013年9月発売 6曲入
起床時に感じた光が澄んだ空気の中で音と詩を創り上げた「韻詩の冬」(L'hiver en vers)
メロディーの耽美世界を覗いてみた「堅信の花びら」(Petale confirme)、
素朴な気持ちで軽快にアーティストの無邪気さを歌う「プラスチックな心」(L'esprit plastique)。
ムードとスリル、明るさと虚しさ、壊れるものの陰にある信念をポップな音世界に追求した作品。
ジャケット絵はもちろんBix作。
創造的な精神が進む果ては未だ見えていない
3枚目CD「Impression caline」
(アンプレッション カリン / 愛しい印象)
2012年8月発売 6曲入
神保町の雑貨屋「オッカラン」の為に作った曲「Au Calin」や印象派絵画をモチーフ
に自然と光を表した「アンプレッショニスト」(Impressionniste)、
地中海のコルシカ島を想った「夜の隙間」(L'interstice de la nuit)など収録。
ギターサウンドは、より一層アコースティックに近づき、楽曲の独自性を前進させる。
今回もジャケット絵は和紙に描かれたビートリックスの作品。
2枚目CD「Jeter un coup d'amour」
(ジュテ アンク ダムール / 少しの愛を投げて)
2012年3月発売 6曲入
Bix の父への想いをノルウェーの自然の中に詠んだ表題曲「ジュテ アンク ダムール」(jeter un coup d'amour)や
海を渡る蝶からイメージを得た「パピヨン ミグラタール」(papillons migrateurs)など
スリリングでシュールな曲を独特のムードで展開。
09年に作られた、砂漠に生えるサボテンの夕暮れの情景「カクテュス ショーブ」はBix&Marki の方向性を決定した最初の曲。
ジャケット絵はビートリックスのアクリル画。
1枚目CD「mini CD no1」(ミニCD No1)
2011年4月発売 6曲入
東北での震災の直後、義援金を送る為に何か出来ないかと考え、思い立ったのがCDの制作。
発売初期のCD売上の全額を日本赤十字に送りました。
ジャズの雰囲気が濃い「二つの影」(Deux ombres)「本当ですか」(Est-ce vrai?)、
一番の傑作だと勝手に思っている「雨の中の飛行機」(L’avion dans la pluie)、
心の中で友を想う「さえずる鳥たち」(oiseaux qui chantent)などを収録。
オムニバスCD「アコギな夜」(Acoustic guitar night)
2013年6月発売 16曲入
2011年2月下旬、Bix&Marki は渋谷にある「Cozmo's Cafe」にてあるバンドのゲストとして演奏。
その時、店のマスターであるスパイクさんは Bix&Marki を気に入り、
毎月最終水曜のイベント「アコギな夜」のレギュラーメンバーに誘ってくれました。
以来、「アコギな夜」出演ミュージシャン達はライブでの共演を通して互いを少しずつ知る様になり、
遂にスパイクさんの企画でCDを完成。Bix&Markiは1曲、Markiは他にもSAXのPonta と2曲参加。
録音は全曲Cozmo's Caféで行いました。
計12グループの参加で魅惑の16曲入り。