Bix & Marki 2018 春のツアーレポート!
2018年3月17日~4月4日 四国~九州~関西へ
Bix に「ハロー」と悪戯っぽく声を掛けてきた3人の子供達に写真を頼むと、意外にもきちんと礼儀正しい言葉使いで応じてくれました。
桜吹雪の道端に置いた Bix の鞄が汚れてはいけないと大切そうに抱え上げ、責任を果たすかの如く少し緊張しながら何枚か撮ってくれたのが上の写真。
Markiはこの子達と同じ年の頃、同じ町で毎日陽が暮れるまで遊びまわっていました。この子達はどう育って行くのかなあ・・・
そして今回も多くの方に支えられてツアーを終える事が出来ました。どうも有難うございました。
ツアー初日前日夜に神戸泊。翌朝は三宮からバスに乗り込み明石海峡大橋を渡っていざ徳島へ!
3月17日(土)
アリアンス フランセーズ 徳島
徳島市 徳島町 2丁目59 仁田ビル2F Tel 088-655-8585
http://aftokushima.d.dooo.jp/top-af_jp.html
徳島の仏語学校「アリアンス フランセーズ」は3回目のライブ。
今回はツアー初日からアクセル全開。演奏前に「Bxの仏語レッスン」と「Markiの音楽ワークショップ」を特別アトリエとして開催!
演奏後は「ワインとチーズの会」にも参加しました。しかし宴も酣の頃、留守中の東京の自宅に宿泊していた友人の具合が悪いと言う一報。
楽しさと心配が奇妙にブレンドしたツアーの船出となりました。
3月18日(日)
古民家ワークスペース ソマノート
兵庫県 淡路市 新村 431-1
https://www.facebook.com/nijino8wa
東京在住だった田辺さん夫妻が淡路島に移住したのは昨年。世田谷区駒沢の喫茶店ラルーで田辺夫妻を紹介をして頂きました。
家の周りで鬼ごっこをする子供達を眺めながら、庭で気持ち良く一時間以上のウォームアップ。
田舎の自然と時間の流れ・・・ソマノオト杣音では、
もの作りのワークショップやニジノ○(にじのわ)と言うマルシェを時々しています。
今回のライブはそのマルシェに合わせての開催でした。
3月19日(月)
The Palms ザ パームス
香川県 高松市 瓦町 2-9-7 柳ビル 2F Tel 087-862-3444
http://palmsaloha.com/
高松在住で語学講師をするフランス人ジュリアンさんに紹介してもらったハワイアンな店。
今夜は月曜日でこの店のEnglish Nightの日 。
夜10時からの演奏なので、酔客の喧噪の中での演奏になるかと思いきや、
ざっくばらんに英会話を楽しむ為に集まった皆さんが、耳を傾けて熱心にフランス語の歌を聴いてくれました。
演奏後、Bixには日本の文化や考え方、Markiにはギターや音楽への質問も多くありました。
オーナーの健吾さんは始終オープンな雰囲気の方で、ハワイ関連の様々な事業をしてます。
3月20日(火)
くう食堂
愛媛県 四国中央市 三島宮川 2-2-33 Tel 0896-24-6269
https://kuushilyokudou.jimdo.com/
くう食堂でのライブは2度目。可愛い手作り廃墟アート的な雰囲気の店内は去年よりも洗練された感じです。
店主くうちゃんは他人には真似出来ない様なマニュアル無きマイペースの仕事ぶり・・・ですが妙な安心感があります。
この場所が好きな人だけがこの場所に集う・・・演奏は日常から抜け出した異次元な場面のように流れて行きました。
3月21日(水)
Le Puy ルピュイ
愛媛県 今治市 栄町 1-2-3 2F Tel 0898 33 2623
いつも今治のミュージシャンが共演して盛り上がるLe Puy でのライブ。
今年もこの時期がやって来ましたとばかり、顔なじみのメンバーと会うのも楽しみです。
この打ち解けた雰囲気の中で、一杯やりながら他のグループの演奏を聴くのもリラックス出来るひと時です。
今回も熱演してくれた女子2名(Deux filles)のグループ "Bekka"
今治の音楽界重鎮「山椒魚」は今年もシャイに暖かく迎えてくれました。
Le Puy マスターの浩之さんと3ショット。
Markiとマスターはそっくり?
3月22日(木)
Cafe & bar 奏 Kanade
愛媛県 喜多郡 内子町 内子1914 Tel 0893-44-7527
https://www.facebook.com/kanade2014
今回は地元のsax奏者タマイタツヤがゲストで参加!
かつて彼は横浜をベースに活動していましたが、近年は故郷の南予にライブ演奏を根付かせようと奮闘中。
Bix&Markiの曲は難しいと言いながらも、網の目を掻い潜るようにSaxでフレーズを紡いでくれました。
昨年、内子の町を案内して頂いた林田さんには「音楽している時が一番楽しそうだね」と言われました。(音楽をするが故に色々悩んでもいるのですが・・・)
今年も由緒ある高橋邸に宿泊。御屋敷に一日一組だけ受入れる宿泊施設。
翌朝、愛媛 八幡浜からフェリーで一路九州へ
フェリーで九州到着!臼杵港から駅に向かい電車に乗り込む。
Markiはかなりお疲れ。
大分市の少し南。電車内からBixの背後に菜の花が咲き乱れ~。
3月23日(金)
Wam am cafe ワムアムカフェ
大分県 大分市 大手町 3丁目 6-3 Tel 050-3642-7388
Facebook
Wam am cafe facebook
昨年は予定していたライブが火災で中止になったワムアムカフェ。
真っ黒焦げの店内を去年一度目撃していただけに、復活営業されている事にすごいエネルギーを感じました。
お客さんは少なかったのですが、演奏後の暖かい家庭的な打ち上げも含め、凄く音楽を気に入って頂いた事が嬉しかったです。
不運もありましたが模索しながら良い場所を作って行こうと言う意気を感じました。
3月24日(土)
森の休日
福岡県 行橋市 神田町 2-12 まんさくタウン1階
Tel 0930 26 0028 JR行橋駅 徒歩5分
https://morikyu55555.jimdo.com/
25年程前に京都でBixが演出を担当したダンスパフォーマンス。
その主演ダンサーは千穂さん、Markiは裏方の大道具担当でした。
その千穂さんが今は福岡県行橋で本格イタリアンレストランの女将さんです。
地元行橋で芸術をもっと楽しんでもらおうと、時々自身の店でアートイベントを企画し、
今夜は行橋で食事をしながらゆっくり音楽を楽しめる機会としてのアートナイト。
最後に若手ダンサーのKannaちゃんが飛び入りで参加。そして駄目押しで千穂さんも突然乱入。
歓声も上がるひと時でした。
千穂さんとBixも25年振りの再会です。
3月25日(日)
ブラッスリー ヴァンダンジュ Brasserie Vendange
鹿児島市 東千石町2-38 福楽園ビル1F奥
Tel 099 226 2729 http://br-vendange.com/
今年の鹿児島のブラッスリー ヴァンダンジュでのお題はベルギー。まずは演奏前に Bixの仏語レッスンを開講。
ベルギー南部はフランス語圏。首都ブリュッセルもフランス語が良く使われています。
夜のソワレはベルギービールにベルギー料理。Bix&Markiも滞ベルギー10年の経験を活かし、曲間にBixとMarkiの実体験による"ベルギー逸話"を紹介しました。
3月27日(火)
Café Brassens カフェ ブラッサンス
佐賀市 呉服元町 2-24 656広場北隣 Tel 0952 97 9378
https://www.facebook.com/cafebrassens
今回は佐賀で2泊。26日昼間はBixの仏語レッスン、Markiのギターレッスンがありましたが、夜の演奏は無くツアー初めての休養日。
ブラッサンスはカフェだけではなく、イベントスペースとしても親しまれ、5年前に初めて佐賀に来た時からお世話になっています。
翌27日のライブ中にも、展示してある絵画作品を作家自身に少し紹介してもらうコーナーを作るなど、幅広く芸術を感じれる場所です。
あいにくBixの声の調子が悪く、選曲に悩んだり、曲間の話を長くしたり・・・もう少し演奏したかったのですが無理は出来ませんでした。
3月28日(水)
黒猫屋珈琲店
福岡市 中央区 大名 1-5-5 月光ビル1F Tel 092-725-5050
https://www.facebook.com/dejavukuronekoya
昼過ぎに博多に到着。黒猫屋の独特の美味しいカレーで昼食。
京都出身であるマスターの間合いとは、会話の微妙な行間で合致します。
仕事の打合わせなどで偶然店に来ていた方も、ライブ前半を聴いて行かれました。
つい最近、横浜から博多へ越して来たKanayoさん夫妻も来てくれました。
翌日の夕暮れは博多の天神中央公園で少し花見! 蜂蜜入りビール?と珈琲入りビール??を味見しました。
3月30日(金)昼
Happy mama プロジェクト
福岡県 大牟田市 小川町 30-1
菅原病院敷地内 てとてのたまご棟コミュニティーサポートセンター3F
https://www.facebook.com/Happy-mama-プロジェクト-1321784424514101/
一昨年、昨年と演奏した大牟田のCafe de Oliveが昨年末に閉店。
店主だった美穂さんは、子育ての苦労を共有し励まし合って行くHappy mama プロジェクトを立ち上げ、そのイベントとして今年のライブを企画してくれました。
小さな子供達、お母さん達・・・フランス語の歌はもとより、Bixによるフランス語での絵本読み聞かせに興味深々でした。
隣りの建物にある介護施設でも3曲演奏。100歳になる達者な方からの質問にBixもタジタジでした。
演奏後、カリンバを弾いてみたい方も数名いたので挑戦して頂きました。
3月30日(金)夜
だいふく
福岡県 大牟田市 有明町2丁目1−3 Tel 0944-53-3333
だいふくFacebook https://www.facebook.com/pg/re.daihuku/
Office TK Facebook https://www.facebook.com/officetk.kunikotanaka/
昨年、大牟田での演奏を気に入ってくれた「果舗だいふく」の久美子さんが Office TK の久仁子さんと共に企画を担当。
外壁リニューアルを終えた「だいふく」ビル内にあるレストランでディナー後半に演奏しました。
多くの方がほろ酔い気分の中、上手くほっこり感を引き出しゆったりとライブを聴いて頂けました。
4月1日(日)
ナミイタ アレ内 Momurag
京都市 左京区 田中下柳町 7 Tel 054-260-4613
http://mograg.com/momurag/access.html
つい10日程前に演奏した四国伊予三島の「くう食堂」のくうちゃんが、京都で展覧会をすると聞きました。
くうちゃんの友人で高知から来たまるちゃんとの二人展の最終日に演奏!賑やかしで5曲のミニライブ。
出町駅前をほんの少し東に入り細い路地を少し下った所にあるトタン板のバラック風カフェがナミイタアレです。
その中の展示スペースがmomuragで、くう食堂の流れを汲む異次元の楽しい空間でした。
Kuuちゃん展示の小部屋でMarkiとベース奏者の児島さんが浮いてます。
4月3日(火)昼
愛知北FM united north 84.2
愛知県 犬山市 西古券 5 (犬山城下 本町通の古民家)
http://842fm.jp/
午後一番で愛知北FMにゲスト出演。
友人のジョヴァンニと理恵さんが「ドラマティックタイム」と言う番組を毎週火曜の正午から一時間生放送しています。
ツアーの話、語学の話・・・Bix&MarkiのCDからも数曲を流して頂きました。
スタジオ内にて右からプロデューサーの阿部さん、ジョヴァンニ、左端は理恵さんです。
愛知北FMは犬山城下の本町通にある古民家のラジオ局。周辺は城下町風情があって平日でも賑わっています。
4月3日(火)夜
ビストロ Boute-en-train ブータントラン
三重県 伊勢市 本町 4-7 ジョイナス伊勢1F Tel 0596-29-3308
https://www.boute-en-train.com/
Bixが世田谷で一年半前に始めた"Table d'hôte"と言う"フランス語を話す夕食会"。
そこで知り合った写真家の久井さんが紹介してくれたビストロ「Boute-en-train」。
この店では初めての音楽イベントで、打合わせの段階から少し心配をおかけしました。
「ワインの時間&音楽の時間」とタイトルを付け、二部屋に分かれた店の形を上手く利用しました。
ビュッフェと会話の部屋、ライブを聞く部屋に分けて自由に行き来が出来る、気ままに楽しめる空間の演出は、
「初めての音楽イベント」とは思えない手際良さでした。
次回にはもう少し時間を取って、シャイで単刀直入な山本シェフともじっくり話したいです。
4月4日(火)
アンスティチュ フランセ関西 京都
京都市 左京区 吉田泉殿町 8 Tel 075-761-2105
http://www.institutfrancais.jp/kansai/
ここでもBixの仏語レッスンを演奏前に開講。
5年前は一階のカフェで演奏しましたが、今回はカフェ横のある小さなホールでの演奏でした。
アンスティチュ京都には、前回よりも宣伝に協力を頂けて感謝です。
ところで、ツアー初日の3月17日に体調不良で留守中のBix&Marki宅から動けなくなった友人コリンは、
その後知人の助けを借りて東京から京都まで移動し、京都の友人アンドレ宅で2週間の安静と通院で少し回復。
この日のライブには笑顔交じりで来てくれましたが、早くフランスに戻って治療をした方が良さそうです。
Bix&Marki20度目のライブツアー。
演奏したそれぞれの場所の個性、指向、雰囲気を以前より色濃く感じました。
一方、桜の華やかさとは裏腹に、Bixは2月末にひいた風邪が治り切らないままで、渇いた咳と疲労感に悩まされたツアー。
歌い易い曲を選び、曲の合間の話しを長くして喉の負担を少しでも軽くする「工夫」も・・・
その「苦肉の策」であった「曲の合間の話」が面白かったと言う感想もあり少し救われました。
ですが、時にお聞き苦しい場面もあり、歌に耳を傾けて聴いて頂いた皆さんには申し訳なかったです。
皆様の寛容さに感謝!
またの機会にもどうぞ宜しくお願いします。
Beatrix FIFE & 片桐 衛
⑳スプリング ツアー2018
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- ③サマーツアー 2012
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- ⑥プティ年末ツアー 2013
- ⑦ウィンターツアー 2014
- ⑧スプリング ツアー 2014
- ⑨サマーツアー 2014
- ⑩年末年始ツアー 2014~15
- ⑪スプリング ツアー 2015
- ⑫サマーツアー 2015
- ⑬年末年始ツアー 2015~16
- ⑭スプリング ツアー 2016
- ⑮サマーツアー 2016
- ⑯年末年始ツアー 2016~17
- ⑰スプリング ツアー 2017
- ⑱サマーツアー 2017
- ⑲年末年始ツアー 2017~18 ⑳スプリング ツアー 2018
- ㉑サマーツアー 2018
- ㉒年末年始ツアー 2018~19
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