Bix & Marki 2018 夏ツアーレポート
2018年7月19日~8月13日
録音したての8枚目のCDを抱え、酷暑の中を出発。
ツアー前半の函館~仙台までは梅雨のような曇天で体力温存が出来ましたが、
ツアー後半の信州~出雲では、暑さに耐えきれない日も・・・名古屋では40度になり影を捜しながら歩きました。
今回も多くの出会いに感謝、多くの方々の協力に本当に感謝です。
7月20日(金)昼
旭ヶ丘の家
函館市 旭丘町 78 TEL 0138-50-2121 http://www.asahigaoka.jp/
昼過ぎに、このホームの創設に尽力した故グロード神父の造形作品をバックに30分程の演奏。
昨年に続き二度目なので、段取り良く和やかな感じで出来ました。
Bix&Markiの仏語に重ねて、数年前にフランスへ行った事を思い出している方もおられました。
演奏後、100歳の方に何句か読み上げて頂いた百人一首には年輪を思わせる粋な趣がありました。
7月20日(金)夜
五島軒本店
函館市 末広町 4-5 TEL 0138-23-1106
http://www.gotoken.hakodate.jp/
夕方には函館日仏協会の方々とフランス人船員達が眠る外国人墓地を参拝。
(幕末ペリーの黒船翌年、仏艦隊の壊血病者を箱館奉行が受入れ介抱した)
宴会途中には、東京の仏大使館でのパーティーに参加し帰函したばかりの協会メンバーが、
多数の写真と共に奮闘報告。この調子なら函館とフランスの古くからの繋がりがもっと広く認識される日も近いでしょう。
7月21日(土)
コラーニングスペース Heart Lighting Station
青森県 弘前市 土手町133 西谷ビル 1F
主催「弘前xフランス」http://human.cc.hirosaki-u.ac.jp/french/
今年も弘前では弘大「弘前xフランス」日仏交流プロジェクトの企画によるライブです。
多言語、多文化をテーマに仏語レッスンとコンサートの組合わせで行いました。
仏語レッスン! まずはフランス語で自己紹介の練習。
そして身振り手振りを入れてのロールプレイ!で実践風に。
そのあとのコンサートは感覚を研ぎ澄ますべく、静寂に耳を傾けるように聴いて頂けました。
Bix&Marki が新しい音楽を模索するのと同様、来て頂いた皆さんも新しい何かを感じたなら嬉しいです。
下記のサイトでは、この日の参加者アンケートもご覧になれます。
http://human.cc.hirosaki-u.ac.jp/french/pdf/20180721.pdf
弘前から秋田へ向かう普通電車の中で運指練習。くつろぎのひと時?
7月22日(日)
Yuki's hookah bar フーカーバー
秋田市 南通亀の町 1-5 2F TEL 050-1257-7948
https://www.facebook.com/hookahbarakita/
昼はかき氷屋、夜はフーカーバーでフル回転のマスターYukiさん。とてもオープンな彼の人柄で
Barのお客さんは外国人や音楽好きな方が多いです。
本当はこの日、昨年ジャムセッションをしたVocalのみりんちゃんのグループの演奏予定だったのに、
皆さんの協力を頂いてBix&Markiのライブが出来る事になりました。どうも有難うございました。
7月23日(月)
Café Patina カフェ パティーナ
仙台市 青葉区 春日町 7-33 HER'S晩翠通 1F TEL 022-395-4028
https://patinacompany.shopinfo.jp/
仙台は3年振り3回目のライブ。昨年開店した可愛いカフェパティーナで昼と夜の2回演奏しました。
このカフェは毎週末にピアノ演奏や歌のライブもあり、2階では歌のレッスンもあります。
お客さんは少なかったのですが、偶然に昼の演奏を聴いた方が、再び夜のライブにも来て頂いたのはとても嬉しく、
立ち寄ったアリアンス仙台から来てくれた仏語講師イザベルさんもとても気に入ってくれたので、また来年に繋がれば良いと思います。
7月29日(日)
Café TAC カフェ タック
長野県 下諏訪町 御田町 3158 Tel 0266-75-5315
オーナーシェフ自身が画家でベースも弾くと言う何ともアーティスティックなカフェタック。
ルソーを思わせる植物画にシュールレアリズムなアイデアがマッチしたシェフの絵も掛かっています。
BGMも無邪気なレトロミュージカルとも言うべき面白いフランスの曲が鳴っていました。
夕暮れ時に始まったライブは、ドアやテラスの窓も全開にして諏訪湖からの涼しい風が吹き抜ける中で爽快でした。
仏語や歌、ギターををされている方も来られていて、色々な話が出来て楽しかったです。
翌朝は諏訪湖の畔にあるハーモ美術館へ。産業ロボット会社ハーモの美術コレクションを展示。
美術館のバルコニーから諏訪湖を望む。ダリ、シャガール、マティスの他、無邪気なルソーの絵画も楽しめました。
7月30日(月)
3 トロワ Trois rojiura
長野県 松本市 中央2丁目10-10 Tel 0263-41-0385
https://www.facebook.com/trois3rojiura/
昼過ぎにトロワに顔を出すと、ぎっくり腰で大変そうだった小山シェフ。
彼を手伝って演奏スペース確保のセッティングを先に完了。
カウンター席端の狭いスペースですが、ゆる~くのんびり演奏しました。
ゆるいようで研究熱心なシェフは、いつも唸るものを出してくれます。
演奏後に軽く頂いた美味しいサラダとパンですが、今日は特にパンが気に入りました。
7月31日(火)
Au Crieur de vin オ クリヨー ドゥ ヴァン
長野県 松本市 深志 1-2-11 昭和ビル 1F
Tel 02 63 37 19 66
http://crieur-japon.com/
この店に初めて電話をしたのが5年前のこと。
「普段ライブはしてないけど・・・やってみましょうか」と受け入れて頂いたのを思い出しました。
と言うのも今回、日本語がたどたどしいフランス人が店の手伝いをしていたからです。
日本をあちこち回っていた彼は「良かったら使ってくれないか」と、ある日突然店にやって来たそうです。
「じゃ、明日から来なさい」と答えた玉本シェフは何と映画のようです。
こう言う人生の展開を聞くと何だか楽しくなって来ます。
8月1日(水)
Hiyori Café 日和カフェ
長野市 東町 131 TEL 026-237-6636
https://www.facebook.com/HiyoriCafe/
昨年は長野日仏協会のパーティーの中で演奏をしたHiyoriカフェ。
何とも雰囲気の良いカフェだったので、今年は Bix&Markiのライブとして開催をお願いしました。
このカフェのカンナさんは、Moccaと言う姉妹グループでも活動されているので、
木製のオカリナ・樹音(ジュネ)を吹いて頂いて数曲を一緒に演奏しました。
口頭で簡単に打ち合わせしただけの、冷や汗ぶっつけ本番でしたが、
澄んだ音色と緊張の糸が上手く綺麗な音世界を紡いでくれました。
左からカンナさん、Hiyoriの石川シェフです。又よろしくお願いします。
8月2日(木)
ひらみぱん
金沢市 長町1-6-11 TEL 076-221-7831
http://www.hiramipan.com/
「ひらみぱん」でのライブも3夏目。
「せせらぎ通り」の北端でクレープリー「アンティーム」と
ピッツェリア「ブッダゴリラ」と合わせ計3店舗を展開する平見シェフですが、
最近は人手不足でクレープリーを一時閉店。
味はもちろん店舗デザインにも力を発揮する彼でも、人材発掘はなかなか思い通りに行かないようです。
頑張れ!ひらみぱん(と書けば何だかアンパンマンを連想しました)Bix&Markiも頑張ります。
8月3日(金)
グリル 葵
福井市 大手3丁目6−3 TEL 0776-24-1176
福井日仏協会 http://fukui-france.seesaa.net/
福井日仏協会坪田さんの「ワイン会」企画で福井では二度目の演奏です。
昼間は駅前の恐竜たちと戯れた後、商店街の路地裏をうろうろ・・・何となく感じた町の雰囲気を吸い込みました。
夕刻からは、ワインとお喋りと音楽のソワレ~!
御開きの宣言が出ても誰一人動こうとしない、居心地良い夜会でした。
8月4日(土)
energy cafe OPEN SESAME オープンセサミ
岐阜市 折立 乙井 785-1 橘苑内 Tel 058-234-3505
http://opensesame-gifu.jimdo.com
酷暑の中、岐阜駅前からバスに揺られてオープンセサミ到着。
最近は人手不足の飲食店が多いですが、
オープンセサミも従業員が足りなくて大変そうです。
そして今日は岐阜で花火大会。ホテルは何処も満室で空きがなかったので、
ちょうど「オープンセサミ」のすぐ近くにある「岐フランス」主宰のジルさん宅で一泊お世話になりました。
そのジルさん家族、いつもお孫さん達と一緒に聴きに来られるイクコさん、どうも有難うございました。
8月5日(日)
Cafe Dufi カフェ デュフィ
名古屋市 中区 新栄 3-17−11
Tel 052 263 6511 http://cafedufi.com
昨日の岐阜も暑かったのですが、今日の名古屋はそれ以上の40度。
夕方はライブの前に仏語ワークショップを開催!
女子ではなく、珍しく男子2名の参加者でした。
暑さの為、ライブのお客さんも少なかったのですが、
初めて聴いてくれたカップルも気に入ってくれたようで嬉しかったです。
Dufiの奥にしまってあった昔のエールフランスのポスターを、話の弾みで何枚か見せてもらいました。
まだアフリカ諸国が植民地だった時代・・・今との表現の違いを感じました。
8月7日(火)
Bistrot Café de Paris ビストロカフェ ドゥパリ
神戸市 中央区 山本通 1-7-21 Tel 078-241-9448
http://cafe-de-paris.jp/
https://www.facebook.com/bistrotcafedeparis/
今夏のツアーもいよいよ終盤突入で関西へ。
平日夜にも関わらず多くの方に聞いて頂けました。少し暑さが和らいだので、ライブ後半はテラスの窓も全開で演奏。
京都に来る時はいつも寄る長岡京のワインバーのPaulさんもわざわざ神戸まで来てくれてびっくり!でした。
8月9日(木)
雲州堂 (ダイニング レストラン イオリ)
大阪市 北区 菅原町7-2 Tel 06-6361-3903
http://www.iori-unshudo.com/
今回の雲州堂での共演バンドは鞴座(ふいござ)。
アイルランド伝統音楽風のオリジナル曲を聴いていると幾つもの情景が浮かんで来ました。
小型バグパイプの音も興味深かったです。
Markiの旧友吉野君は接待後で疲れていたのに、顔を出してくれました。
いつも応援してくれてるみさおちゃんも有難う。
8月10日(金)
芸術堂 アールムシケ ワカミ
島根県 出雲市 平田町 1336
今日の出雲は昼間の演奏なので早朝に大阪を出発。
岡山からの特急やくもは揺れが大きくて少し気分が悪化!
でも演奏場所で来て頂いた皆さんの顔を見るとそんな気分も吹っ飛んでしまいました。
小中学生も多かったのですが、Bix&Markiの音楽と共に仏語や英語にも少し馴染んでもらえたでしょうか。
夜は出雲市ボランティアセンターでBixの仏語ワークショップを開催。
ロールプレイ形式の会話レッスンやBix&Markiのミニライブも挟んで、軽く食事もしながらの楽しいひと時でした。
8月11日(土)昼
チェリヴァ ホール 大会議室
島根県 雲南市 木次町里方 55 TEL 0854-42-1155
出雲市で多文化交流活動を推進するNPOエスペランサが、
今年初めて雲南市木次町で多文化交流イベントを開催。
微力ながら参加させて頂きました。
まず午前中は仏語講座を開催。
そして午後は大会議室を会場にして、1時間半に4グループ出演のコンパクトな音楽祭。
ブラジル人アミーゴの会の歌、マンドリンとフルート、ギターのアンサンブル、カホンが入るかりゆしバンドなど・・・
それぞれ違う種類の音楽だったせいか、終了後はバランス良く心が満たされた印象がありました。
次回は地元商店街と共に企画をして、もっと大きなイベントにしたいと言う事です。
8月11日(土)夜
パルメイト前「多文化にぎわい交流広場」
島根県 出雲市 今市町 2065 JR出雲駅 北口前
夜もNPOエスペランサ主催の多文化交流イベントでの演奏でした。
ブラジル、フィリピン、イタリアの飲食スタンドの他、今年はモンゴル、フランスなどのスタンドも出ていました。
天候にも恵まれ、人出も多く、飲食スタンドも売り切れが続出していました。
こうした人と人との交流が異文化との共存を保つ柔軟性に繋がると思います。
忙しかった出雲市を後にして乗り込んだ特急の車両は、岡山まで3時間ずっとBix&Markiだけ。電車内でのリハーサルも悪くないです。 そしてツアー最終地点の甲賀市に向かいます。
8月13日(月)
nora café ノラ カフェ
滋賀県 甲賀市 水口町酒人 292-9
Tel 0748-62-1157
https://www.facebook.com/noracafe.noracafe
nora cafeでのライブも5回目。
マスターの大賀さんはジャズギター奏者でもあり、幾つかのグループで演奏されてます。、
お客さんも音楽好きの方が多く、店でのライブ演奏も以前より少しずつお客さんに受け入れられて来ているように感じました。
nora cafeの大賀さんも入って一緒に3曲演奏!
東京は6月下旬から酷暑に突入した今夏でしたが、
ツアーを終えてこのレポートを書いている盆明けから、
やっと過ごしやすくなりました。
Bix&Markiは、その歌詞や簡素な演奏形態も含め、
独自の音楽を作り上げる事に力を注いでます。
もう一方で語学力や異文化経験の感覚を活かして、
今後も多文化や多様化に向かう社会の交流イベントにも参加出来れば嬉しいです。
今夏のツアーも多くの方の協力があって各地での演奏が出来ました。
演奏を聴いて頂いた方々はもちろん、各お店の方々、宣伝や企画、会場準備などをして頂いた皆様、本当に有難うございました。
Beatrix FIFE & 片桐 衛
㉑サマー ツアー2018
- ①サマーツアー 2011
- ②スプリングツアー 2012
- ③サマーツアー 2012
- ④スプリングツアー 2013
- ⑤オータムツアー 2013
- ⑥プティ年末ツアー 2013
- ⑦ウィンターツアー 2014
- ⑧スプリングツアー 2014
- ⑨サマー ツアー 2014
- ⑩年末年始ツアー 2014~15
- ⑪スプリングツアー 2015
- ⑫サマーツアー 2015
- ⑬年末年始ツアー 2015~16
- ⑭スプリングツアー 2016
- ⑮サマーツアー 2016
- ⑯年末年始ツアー 2016~17
- ⑰スプリングツアー 2017
- ⑱サマーツアー 2017
- ⑲年末年始ツアー 2017~18
- ⑳スプリングツアー 2018 ㉑サマー ツアー 2018
- ㉒年末年始ツアー 2018~19
- ㉓スプリングツアー 2019
- ㉔サマーツアー 2019
- ㉕年末年始ツアー 2019~20
- ㉖スプリングツアー 2020
- ㉗サマーツアー 2023
- ㉘冬と春のツアー 2024
- ㉙サマーツアー 2024
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